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2010年11月7日 - 2010年11月13日

2010年11月13日 (土)

Twitter投稿まとめ-ピクトさん1

核兵器や化学兵器等の大量殺戮兵器は世界から根絶すべしという意見には良識ある市民である我々が異論を差し挟む余地などない事ではあるが、
そんなら毎年幾多もの事故を引き起こし、人間を死に至らしめている自動車だって
根絶すべきじゃないのか、高層ビルディングやでかい橋、ダムなどの建造物は飛び降り自殺の飛び込み台を提供しているようなもんじゃないか、ふざけるなけしからん、殲滅すべしだろうによ,なんて叫んでも誰も相手にしてくれない。

言うまでもなくそれらが我々の文明的、社会的生活を織りなすシステムのひとつとして組み込まれ、切り離せない関係となっている、すなはち、なきゃ困るくらい便利だからに他ならない。

ただ、我々人類もそんなものに手をこまねいて便利生活のリスクを受け入れ死屍累々を築いているわけでは決して無く、極めて理知的な解決をそこに見いだしておるのです。

それはすなはち「わかりやすい警告」である。

トレンディな感じで言うところのユニバーサルデザイン。見通しの悪い道路や滑落危険地帯等に近寄らぬ様、事前に「身を持って」警告を発して我々をすぐそこにある危機との接触から守ってくれているありがたい存在。そういったものが確実に、存在する。

「ピクトさん」である。

このひと

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このひと

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時には転倒し、滑落し、他山の石となるべくモラルを犯し、身を持ってクライシス・モーメントを知らしめる、この現代における人身御供ともいうべき壮烈な魂の存在に注目している学会が存在する。それがここ↓

日本ピクトさん学会

ピクトサインにありったけの敬意を表した「ピクトさん」という呼称の名付け親であり、上記のサイトや著書ピクトさんの本 を通じてその偉業を世に伝導せらるる「ピクティスト」内海慶一氏の主催する学会にツイッターを通じて私の見たピクトさんの躍動する姿を投稿して、時折サイトに掲載してもらったりしながら、まあそれなりの数になったので一旦まとめとこうとおもうんですよ。
なげえな相変わらず前置きが、その2以降はとっととやるんで最初は勘弁してください。

<岩に登っちゃ駄目だ>

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宮が瀬ダム近くの岩壁にて、滑落等の危険を警告するピクトさん
ピクトさん自体の立ち位置がものっそいぎりぎりではらはらする。
ピクトさん学会に初めて掲載された記念すべしフィールグッドじゃなかった
フィールドワークである。

ツイッターの気安さも手伝ってかここから加速度的に調子に乗ってゆくわけで
あるこの人は。

どうだ、人間の内面の心の弱さというか底の浅さも赤裸々につづられて
いくのだブログってやつは、何を言ってるんだ俺は。

<農耕車を操る>

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田無の東大農場に鎮座し、ここは都内の駅近くとはいえ農道だしぎざぎざ
したタイヤの車が往来するからカメラのレンズなんて覗いてないで注意しなさいよ
といった主旨のピクトさんを望遠レンズでしっとりと。



<寿司屋で転倒>
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「タオルを振り回すとおもしろいですよー」と言われて振り回したら
5回転といかぬうちにガキガキに氷結して鈍器のような物化した。
そんな極寒の地、北海道は紋別では転倒系ピクトさんが八面六臂である。
このピクトさんをかがんで撮影していたら「ピクトさん好きなんですか?」
話かけられた。内海さんの著書「ピクトさんの本」は持っていないとの事だったが
それなのに確かに「ピクトさん」って言ったのだ。なんかそれ逆によくないですか。

<ピクトさん塚>

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鳥取県境港にて。遠い未来、「古代人はピクトさん塚を手洗いの道しるべと
していました」と語り継がれるであろうといった考古学的ロマンに溢れる妄念が
頭をよぎる。

<ジャイアントピクトさん>

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栃木県今市〜宇都宮間のどこかだったと記憶。私が記憶しているなかで
一番巨大なピクトさんではないだろうか。前傾姿勢で今にも
成層圏に向けて漕ぎ出しそうな躍動感に溢れている。とにかくでかい。
労働系とか転倒系とかでいうと何系ですかと問われたら「いやもう、”デカイ系”
じゃないですかね」とか言いそうな感じだ。大は小を兼ねるというが
どう解釈してここまででかくなったのか、イースター島のモアイやストーン・
ヘンジと比肩するミステリースポットであるのは間違いない。

<ピクトリオさん>

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3人そろって全身疾患

<善良な市民にタックル>
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学会で「バッドマナー系」とよばれるピクトさん、サインの中で悪徳を演じ、
他山の石となる事で民に善良である事を諭している.。東京駅という日本が誇る
一大ターミナルで大胆にも走り抜けてく真っ赤なピクトさん。
押しのけられているサラリーマンの表情はどつかれた痛みではない、突如、高速で
ランデブーしてきた未知なる物体に対する驚愕と畏怖である。




<仁王立ち>
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多分狭山湖畔だったと思う、言わずもがなトイレットの入口に鎮座し、殿方淑女を
的確にそれぞれの場所に降臨せしむる八咫烏、すなはち案内役であり、立体物や
リアルに紳士、淑女なもの、あげくの果てに天狗の面であったり様々な形状、姿態を
目撃しておるのだがなにげにこの一世風靡セピアのイントロ然とした凛々しい立ち姿は
はじめて見た。




<ナンバ走り>

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右手と右足、左手と左足を同時に出し、1日に数十km、時には100km以上を駆けたと
いわれる江戸時代の飛脚の用いた走法が「ナンバ走り」である。
実際に江戸時代の飛脚が走っている映像が残っている訳でもなく
ナンバ走りの実態は誰にもわからないが、この状態の安定感、瞬発力はまさにナンバ走りのそれであろう。この地域では子供はナンバ走りで飛び出すのだ。
親から子、子から孫へ脈々と伝承されてきたその走法の姿態がピクトさんに表現される。
同じ警鐘をならすピクトさんでもその土地で育まれた慣習、風俗により
土着的な個性をそこに浮き彫りにする。民俗学に携わる方々は今こそピクトさんに
注視すべし(嘘です。すいません)

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<犬にかしずく>

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生類憐れみの令でも発令されたかと思ったぞ川崎市。
鉄板焼きのこてのような物を携え、ひたすらお犬様の三歩後ろに付き従うピクトさん。

<気品溢れる>

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深紅のベルベットの絨毯で覆われた階段を一歩一歩、その感触を
楽しむようにゆっくりとパーティの主賓が姿を現す。その階段の先は
駅のホームにあらず、鹿鳴館の舞踏室。西欧化華やかなりし明治時代の
「ピクトさん外交」のなごりであろう(嘘)

<乾燥機を使う>

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セルフの商業施設ではピクトさんがいたる所に跳梁跋扈し、懇切丁寧に機械のオペレーションを解説してくれる。これをアップしながら思ったのだが、もっとよく探せば乾燥機の
中に入るべからず的なすごいピクトさんが発見できたのではないか。

<バシャ!>
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千葉は印西牧の原のショッピングモールで水害の恐ろしさを啓発
なんせ風がびゅらんびゅらん錯乱したように吹きすさぶもんでほんとに危ないんだ
ここのふちんとこに立つと(立ってみたいい大人談)。

というわけでツイッター未投稿のものも織り交ぜるというわかりにくく小ざかしい
演出をまじえその1を終了。君は一人じゃない、今も街の至る所で、ピクトさんは表情ひとつ変えず、クライシスモーメントと向き合っている。君に会う為に、君を導く為に。

ピクトさんの本 Book ピクトさんの本

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